64ビットをサポートしないと、iPhone 4sにiOS 9を入れても無理

編集者: 原田 かすみ日付: 2015.06.15

更新: 2022.01.21

iOS 9が今となってかなり古い機種となるiPhone 4sをサポートすることは、とても珍しいです。Androidユーザーはきっと羨ましいに決まっています。しかし、これはiPhone 4sのユーザーにとっては、必ずしもいいこととは限りません。

なぜかというと、理由は二つがあると考えられます。第一の理由は皆さんがご存知でしょう。iPhone 4sはもう古い機種で、iOS 7、iOS 8 バージョンで動いても、鈍い反応な場面もよくあります。だから、iOS 9はいくら最適化されていても、iPhone 4sに入れて、サクサク動くことはできません。そのことは、プリリリース版のテストから、もう判明できます。

第二の理由は、皆さんはまだ存じていないかもしれません。iOS 9には、自分のアプリをただ64ビットのプロセッサをサポートすることで交換性を高めるという機能があります。

これは、iPhone 5S、iPad Air以前の機種とすべてのiPod touchは、64ビットの制限で、使えなくなるアプリが多くなります。

もちろん、iPhone 4Sだけでなく、iPhone 5、iPhone 5C、iPad 2、iPad 3、iPad 4、iPad miniでApp Storeを開くと64ビットのアプリが全部見られません。

実は、64ビットのアプリを32ビットのハードウェアで利用することが完全に設定できます。しかし、皆は古い機種より新しい機種のほうが好きなので、32ビットの設備にiOS 9を入れても動作スピードが遅くなるだけなので、開発者の熱心も下がりました。

また、アップルもいつも64ビットの良さを強調し、64ビットの普及に努力しています。

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