アップグレード前に知っておくべき?iOS 10新機能まとめ

編集者: 石橋 東雅日付: 2016.10.20

更新: 2022.01.21

3ヶ月待った後、ようやくiOS 10の正式版がすべてのユーザーに配信されました。

いつものように、この記事で新しいシステムのレビューを送ります。

iOS 10の新機能は?アップデートするほうがいいですか?しないほうがいいですか?この記事でまとめた新機能を見ればわかります。

記事の最後で、iOS 10の小ヒントや裏ワザをたくさんまとめました。非常に実用的です。

この記事では、テスト用の機種はiPhone 6S Plusです。

アップグレードのヒント:iOS 10は、iPhone 5、iPad mini 2、iPod touch 6およびそれ以降のモデルをサポートしています。「設定>一般>アップデート」で、システムを更新することができます。配信初期ですので、アップグレードの人数が多いため、ダウンロード速度が遅くなります。サーバーがそれほど重くない時期までアップグレードを待つのも手です。ちなみに、アップグレードする前に、iPhoneのデータを必ずバックアップしてください。

持ち上げるだけでロック画面が表示

まず注目の新機能は、iPhoneを持ち上げるだけでロック画面が表示されます。非常に便利で、iOS 9のiPhoneを持ち上げても画面の点灯を待つようになってしまいます。Youtubeに使用効果の動画もあります。(注意:この機能は、iPhone SE、iPhone 6Sまたはそれ以降のモデルでのみ有効です。)

史上最強のロック画面

第一世代のiPhoneがリリースされたとき、スライドでロックを解除することはとても衝撃的でした。しかしiOS 10では、「スライドしてアンロック」は正式に終了されます。

iOS 10 のロック解除は「ホームボタンを押す」になりました。もしお使いのiOSデバイスは指紋でロック解除をサポートしている場合、指でホームボタンを触るだけでロックが解除されます。

もしだめの場合、「設定>一般>アクセシビリティ>ホームボタン>タッチでアンロック」まで設定してください。

ロック状態でカメラを開くことも便利になりました。画面を左へスライドするだけで、前のように画面を右下隅から上にスライドする必要がありません。

また、ロック画面を右へスワイプすることで、ウィジェットが表示されます。この画面で、Spotlight(スポットライト)検索を利用することができ、各種のウィジェットを配置することもできます。ですから、ここですぐ天気予報の情報を見たり、連絡先に電話をしたり、ほしいの情報を得るなど、いろいろのことが可能です。

通知センターの大きな変化

iOS 10の通知センターでは、角の丸い四角形カードがたくさん表示されます。外見についての感想はいろいろですが、ディスプレイ効率といえば、iOS 9と比べたら落ちてるでしょう。

過去、Spotlight検索機能はメイン画面にだけ利用できますが、今は通知センターでも利用可能です。Spotlight検索機能が愛用でしたら、嬉しいことですね。

また、通知に対するショートカット操作も変更されています。今通知を操作する時、iPhone 6S以降のモデルで3Dタッチを使えます。古いモデルでしたら、左へスライドし、「表示」をタップして通知を操作します。

Rich Notificationは強力的な新機能です。メッセージ(iMessage)を例にすれば、アプリを起動しなくても、通知センターで画像やビデオを閲覧することができ、メッセージもここで便利に返事することができます。

ウィジェットセンター

Spotlight検索と今日のウィジェットが一緒に入れられた画面ですが、その呼び方は今不明です。ここでは、ウィジェットセンターとして呼びましょう。

上で解説した通り、「ウィジェットセンター」はロック画面から直接入れます。それ以外、メイン画面や通知センター画面で右スライドしても表示されます。これらの入る方から見ると、Appleはウィジェットをかなり重視しています。

Appleがウィジェットを重視していることを表れるのは、ほかにも二箇所あります。1つは、たくさんの純正アプリもウィジェットをサポートしています。例えば音楽、メモ、カレンダーなど。1つは、iPhone 6Sやそれ以降のモデルはホーム画面でアイコンを3Dタッチすることでアプリのウィジェットを呼び出せます。

しかし、嬉しくない変化もあります。

まず、どんな状況でも、通知バーをドロップダウンするとまず通知センターが表示されます。ウィジェットセンターに入るには、もう一回の操作が必要です。

そして、iOS 10ではすべてのシステム設定へのURL Schemeが無効です。つまり、これからシステム設定(Wifi、移動データ、GPSなど)へ直接ジャンプすることは不可能です。

迷惑電話対策とネット電話

迷惑電話などで悩んでいるiPhoneユーザーに対しての朗報です。

iOSになって、ようやく迷惑電話を識別することが可能になります。ただし、迷惑電話識別アプリをダウンロードする必要があります。例えば、迷惑電話識別アプリ「Whoscall」をダウンロードすれば、迷惑電話がかかってくる時、このように注意されます。

しかし、iOSのシステムの制限のため、アプリの電話番号ライブラリには数量制限があります。一部の迷惑電話を識別できない可能性があります。

さらに嬉しいことは、iOS 10では、電話アプリで、IP電話をすることが可能です。VOIPのアプリで設定した後、そのアプリを起動しなくても、そのアプリで電話が来るとき、普通に電話が来ると同じようになります。iOS 9やそれ以前のバージョンでは、通知を受けるだけです。

現在サポートしているVOIPアプリは以下になります:

また、iOS 10 では連絡先で直接VOIPの電話をすることが可能です。しかし現時点では、この機能をサポートしているアプリは未だに不明です。とりあえず、これから普通の電話をするチャンスは少なくなるでしょう。

メッセージ(iMessage)内蔵のApp Store

iMessageには、なんとApp Storeが内蔵されています。この内蔵のApp Storeで、iMessageで直接使えるアプリをダウンロードすることができます。iMessageの中にScanbotでデータをスキャンし、Evernoteに保存されているドキュメントを発送、スーパーマリオのスタンプを利用、友だちとバックギャモンを遊ぶことなど、いろいろが可能です。

スマートで心温まるアルバム

iOS 10のアルバム機能はたくさん人気を作れるでしょう。

今までGoogleフォトが最高のアルバム管理アプリと言われていますが、今iOS 10のアルバムも大きな一歩でGoogleフォトを近づいています。iOS 10のアルバムはようやく顔認識機能をサポートするようになりました。いままでサポートしている場所や時間で分類すること以外、iOS 10の写真管理機能は新たな次元に進歩しました。

新しい「メモリ」機能は、最大の注目点です。

同じことについての写真(例えばどこかへの旅行)などを1つにアルバムに整理し、ユーザー自分で整理する必要はありません。そして、自動的にトランジション効果と音楽つきのビデオを生成することができ、好きのように写真を追加・削除したり、音楽のスタイルを変更することができます。

改善されるApple マップ

アップルApple マップはよく突っ込まれますが、実はアップグレードされるとともに、Apple マップも進歩しています。

多くのデザイナーは、iOS 10のApple マップのインタラクティブを賞賛しています。大画面が採用される以来、Apple マップのほぼすべての操作は、画面の下半分で可能です。片手操作がスムーズで迅速です。

Apple マップ機能はユーザーの情報により、インテリジェントで検索結果をおすすめします。たとえば、朝起きる時、家でApple マップを起動したら、会社への路線や交通状況が表示されます。

ちなみに、サードパーティのサービスやデータで、Apple マップの機能がより強力になります。例えば:目的地を見つけた後、マップで「タクシー」を選択し、タクシーサービスアプリを呼び出したり、レストランを見つけたあと、ほかのアプリで直接座席を予約することなどが可能です。

Siriでより多くのことができます

iOS 10ではSiriのAPIがオープンになりました。つまり、iOS 10でようやくSiriでサードパーティのアプリを使えるようになりました。

App StoreでSiriアプリを検索すれば、Siriをサポートしているアプリを見つけられます。「設定>Siri>アプリサポート」で、インストールしているアプリの中で、Siriをサポートしているアプリも見えます。

再デザインされるアップル音楽

Apple Music(音楽アプリ)はiOS 10で変化が大きいの純正アプリのもう一つです。

iOS 9では、音楽アプリのホーム画面下のアイコンは「おすすめ、新しい、ラジオ、コネクト、マイミュージック 」ですが、iOS 10 になると「ライブラリ、おすすめ、閲覧、ラジオ、検索」になりました。どのページも再デザインされました。フォントが大きく太くされて、空白も増え、ページがもっとシンプル化されました。iOS 9のApple Musicより、確かにページの情報がもっと明確になりました。

機能には大した変化がありませんので、ここで省略します。

再デザインされた健康アプリ

Apple Music(音楽アプリ)と同じく、Health(健康アプリ)も再デザインされました。

時計アプリの新機能「睡眠」

少し予想外なことに、iOS 10の時計アプリも更新されました。

すべてのインターフェイスは黒くなり、夜で時間を見ても眩しくないです。

新機能「睡眠」も加えられました。この機能の主な役割は2つあります:就寝や起きる時間で通知し、ついでにユーザーの睡眠時間を記録します。

自分が好きな寝る時間や目覚まし時間を設定していいです。時計アプリは指定時間で就寝を通知します(もちろん寝なくてもいいですが)。そして指定時間でユーザーを目覚めさせます。この一ヶ月、このアプリを試しました。感想は、アラーム音楽がいいです。そして、ウェアラブルデバイスを使わなくても大体の睡眠時間が統計されます。大体というのは、iPhoneが体の動きを検出できないので、iPhoneを使わない時、ユーザーが寝なくてもiPhoneが知らないです。

もし毎日寝る直前や目覚ます直後で携帯を使う場合、時計アプリで睡眠時間を記録するのは十分です。

小技やヒントのまとめ

・Spotlightの検索結果やコントロールセンター(Control Center)でアプリのアイコンを3Dタッチ操作可能です。 ・今Spotlight検索には検索記録があります。

・通知センターでは、すべての通知を3Dタッチでクリアできます。

・App Storeのホーム推奨アプリをインストールした場合、そのアプリはApp Storeで表示されません。

・入力アプリはインテリジェントで入力する情報予測することができます。例えば、名前、電話番号、メールアドレス、アドレスなど。

・iOS 10 には防水リマインダーがあります。iPhoneが浸水された場合、iOS 10が通知します。

・iOS 10の絵文字は新しいデザインです。

・iOS 10のキーボード音が変更されました。今の音は3種類です。入力する時、まるで作曲している気分です。

・ゲームセンターアプリがなくなりましたが、システム設定でそのアプリを見つけることができます。

・純正アプリを非表示する機能が追加されました。つまり削除可能です。もし削除されたアプリを使いたい場合、App Storeまでダウンロードすればいいです。

・iOS 10の「アクセシビリティ」には、新しく拡大鏡機能が追加されました。その機能をオンにする後、ホームボタンをトリプルクリックで使えます。

・Widget(ウィジェット)のアイコンをタップすらばそのウィジェットのアプリを開けます。

・Safariで右下の「タブ切り替え」ボタンを長押すと、新しいタブを作成することやすべてのページを閉じることができます。

・「設定>一般」には、「辞書」オプションが追加されました。iOS 10の辞書アプリも再デザインされて、もっと使いやすいようになりました。

・フォルダに3Dタッチ操作すると、各アプリの「赤い点」の数字が見えます。

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