飛行機でスマホを使う場合の注意事項まとめ

編集者: 石橋 東雅日付: 2018.02.09

更新: 2022.01.21

飛行機を乗る時間が長くなると、時間を潰す手段として、スマホは大事な道具です。一昔前では、飛行機でスマホを使うことがだめだったが、今では機内モードを利用し、「電波を発しない状態」に変われば、携帯電話も使えるようになります。

通信用電波は飛行機の通信に妨害するため、電波を発する機器の飛行機での使用は規制されています。携帯電話のみならず、パソコン、タブレット、Bluetooth機器、無線マウスなども電波を発します。Wi-Fiでネットにつなげる機器であれば、電波が発生します。今時のデジタルカメラもWi-Fi機能付きの製品がありますので、よく確認しましょう。

しかし規制が緩和されるから、パソコンや携帯電話などは機内モードに設定すれば、飛行機内で利用できます。では、飛行機内でスマホの設定方法について、詳しく紹介しましょう。

一、飛行機内でスマホが利用できない時っていつ?

飛行機のドアが閉まった時から、着陸後、滑走が終了するまで、スマホの利用は不可になります。CAがアナウンスで知らせてくれますので、指示に従って、電波をオフにするか、電源を切りましょう。

機内モードを設定する方法は、スマホのコントロールセンターを開けて、「飛行機」ボタンをタップします。iPhoneもAndroidもだいたい同じです。

二、なぜスマホの電波を消さなくてはいけないか?

それは、電波干渉という現象が起こり得るからです。スマホやタブレットの発生する電波は、飛行機の通信機器やナビゲーションシステムが使っている電波に妨害が出る可能性があります。万が一、飛行機の運転手がナビゲーションをよく聞こえず、事故につながる状況になるかもしれません。

ですから、飛行機を乗る時は、必ずCAの指示に従いましょう。

三、ルールに従わない場合、罰を受けるか?

飛行機が飛行している間、携帯電話を機内モードにしない場合、航空法73条の3の「安全阻害行為」に該当します。一旦発見されると、客室乗務員から、厳重注意されます。

それでも指示に従わない場合、航空法の違反になり、50万円以下の罰金、拘束などの措置が科されます。

もし乗務員に注意されたら、すぐ携帯を機内モードにしましょう。

四、Wi-Fiスポットを提供する航空会社もあるか?

現在、一部の航空線路では、機内Wi-Fiサービスが提供されています。例えば、「JAL SKY Wi-Fi」というサービスの料金は、時間制プランと距離制プラン(フライトプラン)があります。

時間制プランは30分まで400円、フライトプランは距離に応じて価格が変更されます。

しかし海外の航空会社には、従量制を採用するサービスもありますので、利用する前にちゃんと調べましょう。極端の場合、1000ドルの費用が発生するケースもありますので、ご注意しましょう。

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